100均より使いやすい! SEIWAの車 後席用カーテンの使用感レビュー【メリットデメリット】

初夏に入り、暑くなってくると紫外線が気になってきます。
晴れた日の日差しもだんだんと強くなってきて、車にお子さんを乗せるパパ ママは紫外線対策をしたいのではないでしょうか?
選択肢として窓にカーテンをつけるというのが思いつくのですが、

カーテンなんて私ひとりじゃ、難しそうで、つけられなさそう・・・

と思ってしまって、結局何も対策できていないという方もいるかと思います。

この記事では、私が使用した、簡単に着脱ができて、しっかり日よけになり、しかも安くて取り入れやすい、
セイワ(SEIWA)の楽らくマグネットカーテン メッシュタイプ
を、実際に使ってみた感想をふまえてご紹介します。

楽らくマグネットカーテン はこういうもの 
  • ワンタッチの簡単取り付け
  • しっかりUV(紫外線)カット
  • しかも安い!
  • マグネット取付ゆえのデメリットもある

導入するハードルのとても低、効果もしっかりでるいい商品ですので、一度購入して試してみてください!

このブログは、愛娘「こっちゃん」を連れて、年に100日以上ドライブに行く私(車部品メーカーでテストドライバーをやっている)が、車内環境をよくするために導入してきたカー用品たちを、使い勝手などを交えて紹介しています。

目次

車の後席 簡単にカーテンを取り付けるならこれがおすすめ

小さいMサイズなら1000円ちょっと。
大きいLサイズでも1500円程度です。

寸法
Mサイズ520mm700mm
Lサイズ520mm800mm

取付方法はワンタッチ!

取付方法はマグネットで鉄のフレームに貼り付けるだけです。

①ドアを開け、磁石がくっつく、鉄のフレームを探す

②カーテンの磁石をフレームに張り付ける

UVカット効果は十分

遮光生地ではありませんが、UVカットはしっかりしてくれて、車内から外を見てもまぶしくありません。
商品のUVカット率は90%と、ほとんどの紫外線をカット。
また、直射日光が車内に直接当たらなくなりますので、ドアの内張やシートベルトのバックルが熱くなりにくくなります。
私の車で、8月の炎天下のなか、カーテンのないドアパネルは60度にも達していましたが、カーテンをすると30度にまで抑えられていましたので、車内の暑さ対策としても優秀です。

車のカーテン 取り付け簡単でもデメリットも

簡単に取り付けできて、UVカットになり、暑さ対策になるこちらのカーテンですが、実際に使っていて使いにくいなと思うところもありました。

引っ張ると簡単に外れる(勝手に外れることは無い)

磁石でくっついているだけなので、カーテンを引っ張ってしまうと簡単に外れてしまいます。

手でちょっと引っ張ったら外れてしまいました。
しかし、風ではためくぐらいでは外れることはありません。

300gくらいの扇風機をぶら下げてみましたが、外れませんでした。
故意に引っ張らなければ自然に外れてしまうことはないでしょう。

すすめられない車種もある

鉄のフレームが室内にむき出しになっている場所がないと、ドアを閉めた状態で取付ができません。
ドアを開ければ鉄が出てきますが、ゴムのパッキンと合わさっているところに張り付けてしまうと、気密性が保てずに雨漏りや風切り音の原因になってしまうので、あまりすすめられません。
雨が降るときに外しておけばいいのですが、忘れて雨漏りしてしまうと、室内がびしょびしょになってしまいますので、注意してください。

ドアを閉めた状態で鉄が見えていれば安心して貼り付けができますが、

鉄が見えない車種は、ドアを閉めた状態ではカーテンが取付できません。

ドアを開ければ鉄が見えるので、ここなら貼り付けは可能です。
しかし、ドアで挟んでしまうため、ドアを閉めた状態では外せなくなります。
また、いちばん外側のゴムで挟んでしまうと、雨漏りの原因になりますので、注意してください。

クオーターガラスまで長さが足りない

後部座席のドアの少し後ろに、もう一つ窓がある場合があります。(クォーターガラスといいます)
私はMサイズを使っていますが、ドアの大きさちょうど位の長さしかありませんので、クォーターガラスまではカバーができません。
また、三角になっているところなどは、完全に覆うことは難しいです。

クォーターガラスはここ。

カーテンを取り付けると、後席窓の一部とクォーターガラスには届かないので、ここまで覆いたい場合は別でカーテンが必要。
※後ろからの日差しは、直接目に当たるわけではないので、無いことによる影響は比較的小さいです。

つけっぱなしだと、視界の妨げになる

いくらメッシュとはいえ、後席窓がカーテンで覆われていると、運転しているときの視界の妨げになります。
駐車場でバックしようとしたとき、目視確認をしようと後ろを振り返ったらカーテンでよく見えず、後ろから来た車にぶつかってしまった…
なんてことにならないように、カーテンは主に止まって休憩しているときに使うことをおすすめします。

車用のカーテンを使う理由 子どもを紫外線から守る

車でカーテンを使うのは、紫外線から子どもやママを守りたいから。
具体的に紫外線が身体にどんな影響を与えるのかを解説しながらカーテンを使う必要がある理由を解説していきます。

紫外線が子供の身体に与える影響

紫外線を浴びすぎると、細胞のDNAが傷つき免疫力や体力の低下につながります。子どもの肌の厚みは大人の半分程度。そのため紫外線の影響を受けやすくなります。参考:資生堂 子どもに降りかかる紫外線!肌への影響と日焼け止めの選び方
子どもの皮膚は大人に比べて刺激に弱い。子どもの皮膚は大人に比べて細胞分裂の回数が早くて多いため、遺伝情報のミスが生じ、長いときを経て疾患へとつながるのです。
参考:子供のための紫外線協議会 子供ほど紫外線の影響をたくさん受けている
子供の肌はぴちぴちで、ダメージとは無縁そうに見えますが、だからこそダメージを受ける前に対策をしてあげる必要があります。

車は意外と日焼けする


車の中にいると、冷房が効いていれば暑さを感じないので、気が緩みがちだったりしますが、紫外線はしっかり浴びています。
長距離トラックの運転手の方なんかは、長時間右側だけに日が当たるので、体の右側だけが肌の老化が早くなってしまうといいます。
参考:小学館ダイム公式サイト「@DIMEアットダイム」
赤ちゃんがチャイルドシートに寝ていると、低い位置にいるので、体全体に日光を浴びることになってしまい、大人よりも多くの紫外線を浴びることになってしまいます。

高温になった部品でやけどするのを防止

直射日光が長時間当たっていると、特に金属部品は大変高温になります。
ボンネットやシートベルトのバックルは、卵が焼けてしまうほどの温度に達する。
参考:carviwe ボンネットで目玉焼きできた!!
チャイルドシートにもシートベルトはあり、同じように高温になるので、赤ちゃんを乗せただけで火傷をしてしまう可能性もあります。

チャイルドシートは後部座席に設置することが多いですが、後席の窓から直射日光が入ってくると、ちょうどチャイルドシートを直撃することになりますので、大人が思っているよりチャイルドシートは高温になっているものです。
車内の温度が高くなっても、直射日光さえ遮ってしまえば、火傷をするような温度には上がることはないので、安心して子どもをチャイルドシートに乗せることができますね。

車の簡単カーテン ほかにもこんな効果がある

汗をかきにくくなって 汗疹(あせも)の抑制

チャイルドシートやジュニアシートに座っていると、背中を浮かせることができないため、汗をかくとそのまま蒸発することはなく、汗疹の原因になってしまいます。
そのため、チャイルドシートなどの温度はできる限り低い状態で維持してあげたいです。
直射日光を遮って、チャイルドシートの温度を上げないようにしてあげると、汗をかきづらくなって汗疹の抑制につながります。

車に乗るのを嫌がらなず、時間節約

子供は環境の変化に敏感で、特に言葉を話せない赤ちゃんは、熱いだけで機嫌が悪くなってしまい、チャイルドシートに座るのを嫌がってぐずってしまったりすることがあります。
いざ保育園に連れて行こうと車に乗せようとしたら、大暴れして朝の貴重な時間をロスしてしまうことが、我が家ではよくありました。
そこで、あの手この手で車内の環境を良くしていくと、次第に娘も車を嫌がらなくなり、むしろ率先して乗ってくれるようになりました。

まぶしくならないので昼寝で熟睡

チャイルドシートに座って、気持ちよく寝ているところへ顔に直射日光を浴びてしまって、目を覚まし、途中で起こされたから機嫌が悪くてぐずるということがありませんか?
いくら目をつぶっていても、日が当たればまぶしいものです。
赤ちゃんがチャイルドシートに寝ていると、顔が上を向いているので、直角に日を浴びてしまい、大人が思うよりも子供にとってはまぶしいはず。
カーテンがあれば、赤ちゃんも車の中で熟睡できて、大人ものんびりとドライブを楽しめます。

外からの目隠しにもなる

出先の駐車場に停まって、おむつを替えなければならなかったり、着替えをしなければならないシーンがあると思います。
そんな時に、横から丸見えでは周りの目が気になってしまいますよね。
カーテンを閉めておけば、外よりも暗い車内なら、薄手のカーテンだとしても、中の様子はわからなくなりますので、プライバシーを確保できます。
後ろが壁になっているところに車を停めれば、前からの視線は前席のシートがある程度遮ってくれるので、後席の窓だけでも覆っておけると安心です。

窓を開けて風を通せる

ボディのフレームに張り付けるタイプなので、窓の開け閉めが自由です。
春、秋くらいなら、日を遮ったうえで窓を開けておけば、意外と涼しく過ごすことができますよ。

サングラスを奪われない

うちの娘は、日差しがまぶしいと、私のサングラスを奪っていきます・・・
子供もまぶしいのは嫌だったんだな、と思っておとなしく渡してしまっています。
後席に座っている時なら、カーテンを閉めておけばまぶしくないので、サングラスを奪われることもなくなりました。

車用簡単取り付けカーテン、メリットとデメリットまとめ

ご紹介したカーテンのメリット、デメリットをまとめると以下のようになります。

メリット
デメリット
  • 安い
  • マグネットでワンタッチ取り付け
  • しっかりUVカット
  • 暑さ対策になる
  • 目隠しになる
  • まぶしさ対策になる
  • 引っ張ると簡単に取れる
  • 車種によってはつけないほうがいい場合もある
  • 視界の妨げになる
  • 隙間なく覆うことは難しい

自分の車はマグネットがしっかり取り付けられそうか、長さはどれくらいが必要か、どんな時に使うかをしっかり考えて購入すれば、メリットの多いカー用品なので、ぜひ一度購入して試してみてください!

紫外線対策をしっかりして、夏でも楽しいドライブを!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次