出産準備 車に必要なもの チェックリスト 冬生まれ 夏生まれ それぞれ紹介

初めて出産を経験する家庭では、不安に感じることが多くあって、いろいろなものを買って準備を進めると思います。

インターネット上で紹介されているチェックリストなどを参考にすることが多いですが、その中で盲点になっているのが、車で使うものの準備です。
チャイルドシート以外にも、車で必要になるものがありますので、これから出産を控えて準備を進めている方は、この記事を読んで、以下の商品も準備物の候補に入れてください。

出産準備用カー用品 チェックリスト
  • 後席用カーテン
  • チャイルドシートカバー
  • 保冷剤
  • 小さめクーラーボックス
  • ブランケット(電気加熱タイプも良い)
  • シートヒーター

リストを見ただけで、必要な意味がわかるものもあると思いますが、こんなものが何で?と感じるものもあると思います。
私が子育てで経験したことの中で、車じゃないと昼寝をしてくれなかった幼児期を乗り切るために必要だったと感じたものをリストアップしました。
きっと、皆さんの子育ての助けになってくれますよ!

このブログは、愛娘「こっちゃん」を連れて、年に100日以上ドライブに行く私(車部品メーカーでテストドライバーをやっている)が、車内環境をよくするために導入してきたカー用品たちを、使い勝手などを交えて紹介しています。

目次

娘の出産準備で後悔したこと 体験談

娘のこっちゃん、7月の夏生まれなんですが、1週間の入院期間を経て退院する日、私が車で迎えに行った時の体験談をお話しします。

晴れていてとても暑い日に、初めて車に娘を乗せた時、車内がかなり暑くなっていて、このままだと熱中症になってしまわないか心配になり、エアコンが効くまでの間、しばらく外で待つことになってしまいました。

そして、乗せてからも窓から差し込む直射日光が窓際に置いてあるチャイルドシートを直撃して、とても暑そう&まぶしそうだったので、家までの道中 妻が上着で日陰を作り続けるという事態に…

お迎え初日から、申し訳なくなってしまう経験でした。

出産準備情報は数あれど、車にフォーカスしたものは少ない

雑誌やネットの情報で、「出産準備」と調べると、たくさん情報が出てきますが、車でこんなものがあるといいよ、と紹介してるものは無いように感じます。

私たちのように地方に住んでいる人は、車移動が当たり前で、赤ちゃんを迎えに行くときも車になるのに、どんなことを気にしたらいいか、誰も教えてくれないのです。
真夏や真冬、車の中の環境はとても厳しく、生まれたばかりの赤ちゃんにはとてもつらい環境なのです。
「短い時間だから大丈夫でしょ」といわれるかもしれませんが、やっと生まれてきてくれた愛する我が子、少しでもつらい思いはしてもらいたくないのが親心。

私の反省体験やあの時これがあればよかったのに、という経験から、温かい時期と寒い時期でそれぞれあると助かるカー用品をご紹介しますので、出産準備のご参考にしてください。

4月~9月出産の方 向けカー用品【夏生まれ】

まずは、温かい時期に活躍するカー用品です。
春や秋でも晴れていて暖かい日は、車の中は日差しによって思ったよりも暑くなるものです。
春、夏、秋で活躍したものをご紹介します。

まぶしい日差しをカット:カーテンorサンシェード

窓から日光が入ってくると、上を向いている赤ちゃんは、直に日光を浴びてしまい、とてもまぶしいだろうし、紫外線による肌や目へのダメージも気になります。
そこで、日差しを遮ってくれるカーテンが活躍します。

窓ガラスに張り付ける、お手軽なタイプも多いですが、隙間が出来てしまっていると車の向きによっては日が当たってしまうことがありますので、窓全体を覆えるものがいいです。

カーテンのレビューはこちら、 100均カーテンとの比較検証はこちら

また、夕方はフロントガラスやリアガラスから西日が差すことがあり、これは後席にカーテンをしていても防げないしフロントガラスにカーテンを付けるわけにもいかないので、チャイルドシートの周りだけを囲ってしまうという手があります。
こちらのように、内装のどこにでもつけられるカーテンは、いろんな使い方ができるので重宝します。

チャイルドシートでの火傷防止:チャイルドシートカバー

車内は直射日光に当たっている部分が60度以上にもなってしまい、チャイルドシートの金具に至っては、さらに高温となり、繊細な赤ちゃんの肌では火傷の危険があります。
そのため、直射日光が当たらないようにしてあげる工夫が必要です。
そこで役に立つのが、アルミシートなどでチャイルドシート全体を覆えるカバーです。

カーテンなどでも、太陽の向きによっては、防ぎきれないことがあるので、このようなチャイルドシート全体を覆えるものがあると安心です。

シートを冷やしてあせも防止:保冷剤

夏の車内はいくら対策をしていても、50度以上になってしまい、それに伴ってシートの温度も高くなってしまいます。
そのシートへ赤ちゃんを寝かせていると、すぐに背中が汗をかいてしまって、あせもの原因に。
そこで私は、保冷剤を使って、赤ちゃんを寝かせる前にシートを冷やしておきました。

こうすることで、車のクーラーが効き始めるまでの暑さをしのぐことができて、汗をかきにくくすることができました。
保冷材はなんでもよいですが、大きすぎるものだとチャイルドシートに置いたときに密着しなくなってしまうので、10~15cm幅くらいの細身のものを二つくらい用意しておくといいと思います。
また、保冷材をそのまま置くと、結露でシートが濡れてしまうことが考えられますので、タオルを巻いておくと安心です。

保冷剤を入れておけば、飲み物も冷やせる:小さめのクーラーボックス

保冷剤とセットで用意しておきたいものがクーラーボックスです。
赤ちゃんを寝かせるまでの間チャイルドシートに置いておいた保冷剤を、そのまま置いておくと温まってしまって、お出かけの帰りに保冷剤でもう一度チャイルドシートを冷やそうとしても使えなくなってしまいます。
そのため、クーラーボックスやクーラーバッグに入れておいて、温まるのを防止するといいです。

保冷剤を入れるためだけなら、小さめのクーラーバッグがコンパクトでいいですし、
ほかにも大人用の飲み物なども入れることを考えるのであれば、小ぶりのボックスタイプも保冷力が高い&持ち歩きやすいので重宝すると思います。

10月~3月出産の方向けカー用品【冬生まれ】

寒い時期は、車内はヒーターを効かせればそれほど寒くないと思うかもしれませんが、温まるまでの短い時間でも小さな体の赤ちゃんはすぐに冷えてしまいますので、ヒーターが効くまでの時間を耐えることが必要です。
私が秋、冬、春にかけて使っている防寒用品をご紹介します。

手足の冷えを防止:ブランケット

寒いときには、手足の末端から冷えていくもので、いくら手袋や靴下を履かせていても外と変わらない気温の車内では心配になります。
小さめの温かいブランケットが1枚あれば、寒い間は赤ちゃんにかけてあげて、ヒーターが効いて温かくなれば外してあげるという調整ができます。
赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、暑すぎると今度は汗をかいてしまって、冷えた汗で風邪をひいてしまうかもしれませんので、環境を調節してあげる必要があります。

また、防寒以外でも、日よけに使ったり、丸めて枕にしたりと、1枚あるといろいろなことに使えるブランケットは車内に常備しておきたいものです。

エアコンが温まるまでの防寒に:電気ブランケット

寒い地域にお住まいで、ブランケットだけでは寒くて耐えられないような方には、電気で温めてくれる、電気ブランケットをおすすめします。
とても寒いときは電気で温めて、そこまで寒くないなというときは電気を切って普通のブランケットとして使い、温かくなったら外してあげるといった、さらに幅広い調節をすることができるようになります。
また、奥さんの手足が冷えないようにする防寒対策としても優秀なので、奥さんと赤ちゃん、どちらも大事にしたいパパさんは導入をおすすめします。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

USB電源タイプなら、モバイルバッテリーでも使うことができますので、お出かけ先でベビーカーにかけてあげたりすることもできますので、汎用性が高いです。

ひんやりしたシートを嫌がらないように:シートヒーター

冷えたシートに赤ちゃんを寝かせると、寒暖差でびっくりしてしまって、車に乗りたがらなくなったり、泣いてしまうことがあります。
そのため、シートを先に温めてあげるとよくて、チャイルドシートを温める専用の商品を使うのが効果が高いです。

詳細はこちらの記事をご覧ください。


これなら、寝かせた後もシートヒーターが人肌程度の温度で温め続けてくれるので、ホカホカで気持ちいいです。
もし、専用のシートヒーターを買うまでではないと感じる方は、電気ブランケットをチャイルドシートにおいて、あらかじめ温めておくと、最初のひんやり感は緩和できますね。

必要なかったと感じた カー用品

いろいろなカー用品を試しましたが、中には「あんまり役に立たなかったな…」と感じるものもありました。

背中の蒸れ対策として買ったのに… :冷感シートカバー

接触冷感のチャイルドシート用シートカバーがあったので試してみたのですが、接触冷感って触った瞬間に冷たく感じるだけなんですよね…
背中が蒸れないといいな、と思って使ってみたものの、実際はじっとり汗をかいてしまっていて、あまり蒸れ対策にはなっていない印象でした。

風を直接当てないほうがいい:扇風機

大人用に小型の扇風機を車内で使っていたのですが、赤ちゃんにも当ててあげようと思った時、妻に止められました。
「扇風機の風は直接あてないほうがいいらしい」とのことだったんですが、調べてみると確かに、赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、風を直接当てると冷えすぎたり乾燥してしまったりするからよくないということがわかりました。
大きくなってからなら良いですが、乳児期は扇風機は車内では使えないかも。
※サーキュレーター替わりに車内の空気を循環させて、間接的に風を利用するという目的なら使えますね。

回転しなくてもなんとかなった:横を向くチャイルドシート

我が家のチャイルドシートは、回転などはしないシンプルなものでした。

それでも、最近の車は後席のスペースは広くできていますし、載せ降ろしを大変だと思ったことはありませんでした。
これが、後席の前後スペースが狭い、小さめのコンパクトカーやスポーツカー的な車なら、横を向けないと大変かもしれません。
昨今の子育て世代の車は、ミニバンやハイトールワゴンが多くなってきていますし、スライドドアの車も多い。
そんな車では、無理に横向きの高価なチャイルドシートは必要ないんじゃないかなと思います。
妻も、あまりに立派で大きいチャイルドシートは、使わなくなった時の置き場にも困るし、シンプルなもので十分だったよね、と同意見でした。

まとめ:出産準備でカーテンとブランケットは買って!

赤ちゃんをお迎えするにあたり、カーテンとブランケットは必須!
そのほかは、必要に応じて買い足して、という方針をおすすめします。

欲しい出産準備用カー用品 チェックリスト

絶対ほしい

  • 後席用カーテン
  • ブランケット

できればほしい

  • チャイルドシートカバー
  • 保冷剤
  • 小さめクーラーボックス
  • 電気ブランケット
  • シートヒーター

万全な準備で、気持ちよく赤ちゃんを迎えて、お出かけできるようになったら、一緒のドライブも楽しんでください。

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