子供が車に乗っていると、靴を履いた足でいろんなところを蹴ってしまったり、ドアを壁にぶつけてしまったりして傷をつけてしまうことも多いですが、対策用品を活用することで、傷つきを未然に防ぐことができます。
運転をしていて、横に乗っている子供が内装を靴で蹴っているのを、ついつい叱ってしまい楽しいドライブのはずが嫌な気分になってしまったことはないでしょうか?
子供を乗せる車は傷や汚れがついても仕方がないと考えて放置してしまうと、車を手放そうと買い取り業者へ見積もりをしてもらったときに、内装の汚れで十万円以上の値下がりが発生してしまうこともありますので、そうなる前に手を打ちましょう。
傷をつけられやすいポイントは限られていますので、そのポイントごとに保護対策を行えば数年後の保存状態が大きく変わってきます。
しっかり守られているとわかっていれば、多少やんちゃなお子さんでも、寛大な心で見守れるようになりますので、導入を検討してみてください。
- 壁が近くにあって、ドアを開けると壁にぶつかりそう
- 子供が勢いよくドアを開けて、隣の車にドアパンチしてしまうのが心配
- ドアハンドルの周りが爪で傷だらけになる
- 泥や砂の付いた足で車に乗り込んでドアの内側が細かい傷だらけになる
- 後席からシートの背面を蹴られて、シートが汚れる
- チャイルドシートが載っているシートが凹んだりお菓子の食べかすなどで汚れる
ドアと壁のぶつかり対策 :ドアエッジモール
ドアのエッジ(角)を他のものにぶつけても相手に傷をつきにくくするようにするプロテクターです。
ドアを開けたときに、ドアの角が隣の車や壁にあたってしまって傷をつけてしまったことはありませんか?
強くぶつけなくても、塗料が相手の車に移ってしまったり、凹んでしまうことがありますし、ブロック塀に軽くブツケてしまうと、ブロックの凸凹でドアの塗料が剥がれてしまったりして、ダメージが大きかったりします。
本品は、ドアのエッジ全体を、ラバーのカバーで覆うことによって、ぶつけたときの衝撃を和らげて傷が付きにくくなりますし、塗料が移らないようにすることもできます。
ドアパンチ対策:コーナーガード
ドアに厚めのラバーを張り付けて、接触した時の衝撃を吸収して、凹みや傷つくのを防止するものです。
子供が自分で乗り降りするときに怖いのが、ドアパンチで、重たい車のドアを開けるときに、子供の力では加減ができずに開けすぎてしまい、隣の車にぶつけてしまうことがあります。
そうすると、相手の車へ硬いドアがぶつかることによって、軽く当たっただけのようでも、表面が凹んでしまいます。
そのぶつかった時の衝撃を、コーナーガードが吸収してくれるわけですね。
触った感じは、消しゴムくらいの柔らかさですべすべしています。
厚さはあるものの、柔軟性はありますので、ドアが湾曲しているような場所にも張り付けることができます。
ドアに付けるのもいいですが、サイドミラーに付けるのもおすすめで、壁にミラーが接触してしまったり、すれ違いでミラー同士がぶつかってしまうようなことがあっても、ミラー自体に傷がつくのを防いでくれます。
↓より、厚さがあって、安心感が高いものはこちら!
ハンドル周りの爪傷対策:ドアハンドルカバー
ドアハンドル周りにあらかじめカバーやシールを張って、ボディ自体に傷がつかないようにするものです。
外側のドアハンドルを握る時に、どうしても爪がボディに触ってしまって、少しずつ傷が増えていき、数年後には傷だらけになってしまうんですよね。
ボディ色によっては目立たないものもありますが、白や黒だと、かなり目立ちます。
車屋さんに、磨きをお願いしたら消すことができますが、それだけで数千、数万円の出費になります。
本品は、ドアハンドルの周りに厚みのあるシールのようなものを張り付けることで、ボディに爪が当たらないようにしてくれるものです。
保護の目的だけではなく、車種専用設計でメッキのキレイな商品もあり、ドレスアップの効果も高いです。
ドアハンドルは、乗り込むときに必ず触って目にするものになりますので、キレイに保つことは、その車の印象をより美しく保つことに一役買うはずです。
乗り込み時の踏みつけ対策:キッキングプレート
ドアのサイドシルを、踏みつけた時の傷から守るのが、キッキングプレートです。
ドアを開けて乗り込むとき、大人なら跨いで一気に乗り込めますが、子供はステップに足をかけないと登れません。
公園で砂を付けた靴を乗せると、研磨剤のようにして細かい傷が蓄積していきますので、本品のように、カバーをかけてあげることで、車自体には傷がつくのを防止してあげれば、内装はいつまでもきれいなままを保てます。
取り付けは簡単で、内装へ両面テープなどでカバーを被せるようにして張り付けるだけです。
ドレスアップ目的であれば、車種専用設計の金属製やプラスチック製の製品がかっこいいです。
費用を安く収めたいのであれば、汎用品でテープを自分でカットして張り付けるタイプがいいです。
透明のものや、カーボン柄のもの、ボディ色に合わせたものを選ぶこともできます。
後席からの蹴られ対策:シートバックポケット、キックガード
子供が後部座席に座った時に、前席の背もたれを蹴って、靴で汚してしまうことを防ぐことができるのがシートバックポケットです。
子供は車のシートに座ると、どうしても足が浮いてしまうので、足を乗せて落ち着けるところを無意識に探しています。
後席に座れば、ぶらぶらした足が向かう先は、前席のシート裏になるわけですね。
ずっと蹴らせたままにしておくと、表面が白くなったり、黒ずんでしまって、取れなくなってしまいますので、カバーをかけましょう。
多くがヘッドレストに引っ掛けるだけで、シートの背面を覆ってくれます。
シンプルなものがいいのであれば、布製のフラットなものや、合皮素材のキックガードが内装に溶け込んでいいかと思います。
収納力が欲しいのであれば、ポケットがたくさんあって、タブレットなどを置けるものが便利です。
ミリタリー的なカッコよさが欲しいのであれば、ベルトがたくさんついていて、バックなどをカラビナなどでぶら下げるタイプもワクワクしますね。
チャイルドシートの跡残り対策:チャイルドシート保護カバー
チャイルドシートをシートに置きっぱなしにしておいて、シートに跡がついてしまうのを防ぐものです。
チャイルドシートは一度設置すると、数年置きっぱなしということもありますので、軽いものでも置きっぱなしにしていると、数年後に外した時、足の形にシートが凹んでしまっている…なんてことになります。
チャイルドシート保護カバーは、硬めの素材でチャイルドシートを受け止めてくれます。
表面は防水素材で汚れが付きづらいですし、広い範囲をカバーしてくれるので、チャイルドシートの上で子供が足をばたつかせても、シートはきれいに保つことができます。
詳細な紹介、レビューはこちらの記事をご覧ください↓
内装蹴りつけ対策:内装保護テープ
親が守りたいところ、子供が傷つけるところ、それぞれ千差万別ですが、保護したいところへ張るだけで守れるのが、保護テープです。
見た目は厚手のセロテープみたいですが、強度が段違いで靴で蹴っても、バッグが当たっても敗れることはありません。
表面はすべすべしているので、汚れがついても、濡れ雑巾などでさっと拭き取ればきれいになります。
厚みがあって、ある程度のクッション性もあるので、硬いものが当たっても内装に傷が入りにくい。
我が家では、子供を助手席に乗せるとグローブボックスを蹴ってしまうので、周辺の広い範囲に貼っていて、砂の付いた靴で蹴ったとしても、ひと拭きできれいにすることができます。
乗り降り時の靴当たり対策:ドア周り保護カバー
ドアの周りは、乗り降りするときに足が当たってしまって、傷や汚れが付きやすい場所になりますが、見た目の上質感と保ちながらドア周りを保護したい方は、車種専用設計の保護カバーをおすすめします。
ドアトリムの足元、靴の当たりそうなところへ、両面テープなどで張り付けて固定します。
内装の形は車種により様々ですが、車種ごとに形が整えられたカバーが存在し、表面は合皮などの高級感のある素材が多いですので、ドレスアップ効果もありますよ。
両面テープで張り付けるだけで施工も完了しますし、形も専用設計でピッタリなので、取り付け自体はとても簡単です。
シートの汚れ対策:シートカバー
子供にお菓子を渡すと、こぼさずに食べろという方が難しいので、こぼしたお菓子を簡単に掃除できるようにできればストレスも減ります。
シートカバーで、奥に食べかすが入り込まないようにしたり、掃除機で吸いやすくしてあげれば、手入れはぐっと簡単になりますね。
また、ジュースをこぼしてしまうこともありますので、防水性が高いカバーであれば、シートに染み込むことを防ぐことだって可能。
私も、メロンソーダをシートにこぼされてしまって、数日間車内がメロンソーダ臭に包まれてしまったことがあり、子供が乗る席にはカバーは絶対にしよう…と心に決めております。
本品はシートの表面全体に布を被せてあげるだけなので、簡単に取り付けができます。
シートを保護する観点で選ぶのであれば、座面から背もたれまでつながっていて、隙間ができないタイプがよいでしょう。
隙間に入り込みさえしなければ、掃除機をかけるだけで、食べかすを一掃することができるので、掃除がとても楽です。
ちょっと短くて、シートの先端まで覆えていないのが気になります…
気になるところを適切に保護して、愛車をいつまでもきれいに保とう
子供がいれば、ある程度の汚れは仕方ないとあきらめがちですが、保護できるカー用品を適切に使えば、子供が汚すのを防ぐことができますし、汚されない状況を整えておけば子供に対してのストレスも軽減できます。
お子さんの様子をよく見て、何が必要か考えていただき、対策をして愛車をきれいに保ってあげてください。
どのグッズもそれほど高価ではないですが、対策するとしないとでは数年後の状態は大きく変わり、きれいにしているかどうかで売却時の査定額に10万円近い差が出ることもあります。
コスパがとても高いものですので、ぜひ導入を検討してみてください。
愛車を高く買い取ってほしいという方は、複数社の一括査定が有効です。
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