暖かい季節になってきて、日差しが気になってくる頃、車に乗っている子供に日光が当たって暑そうだな、と思いませんか?
かといって、カーフィルムやしっかりしたカーテンを使うのは高くてハードルが高くて購入に踏み切れていない、という方もいらっしゃると思います。
そんな方にお勧めなのが、ダイソーで売っている「マグネットカーテン」です。
でも、100均のカーテンなんて使い物になるの?
たしかに、高級なカーテンと比べてしまえば見劣りするかもしれませんが、ある程度の機能を「100円」から試すことができるのですから、自分に合うかどうかを実際に使ってみて判断するにはとてもいい商品です!
ただ、100円という安価な価格のため、機能的にメーカー品より劣るのも事実。
比べた結果、メーカー品のほうがいいという結論になるかもしれませんので、この記事でメリットデメリットを把握して、どっちがいいか選んでください。
- ダイソーのマグネットカーテンについて、外観や使い勝手の紹介
- ダイソーとメーカー(SEIWA)品の徹底比較
- ダイソーのマグネットカーテンをおすすめする人、そうではない人
ダイソーでは、ネットショッピングにも対応をしていますので、以下のリンクから探してみてくださいね!
このブログは、愛娘「こっちゃん」を連れて、年に100日以上ドライブに行く私(車部品メーカーでテストドライバーをやっている)が、車内環境をよくするために導入してきたカー用品たちを、使い勝手などを交えて紹介しています。
ダイソーのマグネットカーテン 詳細
まずは、ダイソーのマグネットカーテンがどんなものなのか、現物を見ながらご紹介していきます。
外観
ポリエステルのちょっとてかりのある、固めの生地です。
とても軽くて薄い感じで、若干光は通すようですが、向こう側が透けて見えることはありません。
形は、長方形で、角が丸くなっていて、どっちが上かわからないですね。
マグネットは、片方の長い辺に、3個入っていました。
とても薄いマグネットで、1mmしかありませんので、ドアの隙間に挟んでも問題ないようにしてあるのかと思います。
ただ、マグネットの目印になるようなものが無いので、ぱっと見でどこにマグネットが入っているかがわかりませんでした。
マグネットの入っている位置ですが、私の購入したものは、この3点に入っていましたが、パッケージを見ると両端と真ん中へ均等に配置されるのが正しいみたい。
ものによるばらつきで、マグネットが寄ってしまったりするのかと思います。
貼り付けた状態
実際に窓に貼り付けた状態がこちらです。
縦の長さは十分で隙間なく覆えています。
横幅についても私の車なら窓の大部分は覆えており、コンパクトカーなら十分な大きさだと思います。
外から見てもしっかり目隠しできていて、中の様子はわからないようにできていました。
着脱は簡単にできて、鉄のフレームにマグネットを近づけると「パチン!」とマグネットがしっかりくっつきました。
ただ、生地が固いため、窓の形に合わせて曲げて貼るとしシワが寄ってしまうようですし、角の丸まった形状のため、窓の角までは覆えずに、隙間ができてしまっています。
SEIWAのマグネットカーテンとの比較
ダイソーのマグネットカーテンと、私がメインで使用しているSEIWAのマグネットカーテンを徹底比較しました。
大きさ
商品 | 縦 | 横 |
---|---|---|
レギュラーサイズ | ダイソー マグネットカーテン450mm | 650mm |
ワイドサイズ | ダイソー マグネットカーテン520mm | 700mm |
SEIWAマグネットメッシュカーテン Mサイズ | 520mm | 700mm |
SEIWAマグネットメッシュカーテン Lサイズ | 520mm | 800mm |
ダイソーとSEIWAそれぞれ小さめ、大きめが用意されていました。
ダイソーは全体的に小ぶりなサイズになっており、ダイソーのワイドサイズ=SEIWAのMサイズくらい。
ダイソーのレギュラーサイズは縦の長さが450mm、セダンタイプのような背の低い車が対象になり、コンパクトカーやハイトールワゴンでは小さすぎるので、子育て世代には少なくともワイドサイズがおすすめです。
SEIWAのLサイズなら窓の大きなミニバンなどでも十分覆うことができます。(参考:DAD HP)
自分の車のタイプによって、窓を覆えるもの覆えないものがあることを考慮して選ぶようにしてください。
外観
材質はどちらもポリエステルですが、SEIWAはメッシュで柔らかい、ダイソーはツルっとしてパリッとした平らな布になっています。
ダイソーのほうが形状をしっかり保ってくれるので、常に同じ範囲をカバーしてくれている感じがあります。
SEIWAは柔らかい分、風にたなびいてゆらゆらと揺れやすいですね。
メッシュだと近くで見れば向こう側がはっきり見えてしまうので、目隠し目的では使えませんが、ダイソーは見た感じが真っ黒という印象なので目隠しはしっかりしてくれそう。
貼り付けた状態
貼り付けた状態で外から見てみると、どちらも中の様子はまっくらで何も見えない状態になっていました。
目隠しの効果はどちらもあることがわかりました。
運転席から見てると、メッシュはあまり視界を邪魔しない感じですが、ダイソーは全然外が見えません。
ダイソーのカーテンをつけっぱなしにして走行すると、後方確認がしにくくなって、駐車場でのバックの時などに危険ですので外したほうがいいでしょう。(メッシュでも邪魔になるのは間違いないので外すことを推奨します)
後席から見た感じは、メッシュは外の景色がよく見えて解放感がありますし、景色を楽しむこともできます。
ダイソーは多少外の様子は透けて見えますが、ほとんど見えませんでした。
マグネットの強さ
カーテンからマグネットを取り出してみました。
ダイソーは、一つで40gのものを持ち上げるくらいの力で、カーテンには3個使われており、140gくらいの力まで耐えることができました。
SEIWAで使っているマグネットは1つで100gのものを持ち上げられるくらいの強さがあり、カーテンに5個使われているので、500gくらいの力まで耐えることができました。
どちらも、窓を開けて走行した時の風程度では外れることはありませんでしたが、ダイソーは急に強い風が入ってくると外れてしまい、ちょっと不安が残る結果となりました。
遮光性
ダイソーのものは、しっかりと日光を遮ってくれている印象で、カーテンを通した日の光に手を当ててみても、ほぼ熱を感じませんでした。
SEIWAのものは、メッシュですが結構しっかりと陽を遮ってくれている印象で、光に手を当てても熱はそれほど感じませんでした。
暑さ対策効果
フロントガラスの左右に、それぞれのカーテンを張り付けて、どれくらい日光を遮って、温度上昇を抑えてくれるかを比較検証してみました。
結果、SEIWAメッシュカーテンは70度まで上昇しましたが、ダイソーのカーテンは61度に抑えることができました。
ダイソーのほうが、しっかりと遮光してくれている分、温度上昇を抑える効果は高いことがわかりました。
暑さ対策として設置するなら、ダイソーのように全体的に光を遮れるような布地を選ぶのがいいですね!
比較結果まとめ
商品 | 目隠し性 | 取付強さ | 大きさ | 運転者の視認性 | 遮光性 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダイソー | 〇 | △ | △ | △ | 〇 | 200円 |
SEIWA | △ | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 1500円 |
以上のまとめ結果から、それぞれどんな人におすすめなのかというと、
それぞれ、特徴がありましたので、自分はどちらの商品が合うのかを検討してもらって購入するのがいいと思いますが、ダイソーの良さは安くてとりあえず試してみるということがしやすいところですが。
気になっているなら、とりあえず車につけてみて、このタイプの商品が自分に合うとわかったら、もう少しグレードアップして、いい商品を購入するという手もあると思います。
ダイソーでしたら、オンラインショッピングにも対応していますので、ぜひ下のリンクからアクセスしてみて、購入してみてください!
初夏から紫外線は一気に強くなって、車での紫外線対策も重要になってきます。
子供たちは、実は大人よりも肌は紫外線に弱いので、しっかりと対策してあげたいですね。
熱い車内に乗り込むのはつらいですが、カーテンをうまく活用して、快適で楽しいドライブを!
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