ダイソーでスマホホルダーを買って試してみたけど…
簡単にスマホを置けるのはいいが、使い勝手やデザインがいまいちだった、という方もいると思います。
そんな方へ向けて、楽天のランキングで1位を取った、人気のスライドロックタイプのスマホホルダー「Little one」をおすすめしたいと思います。
同タイプのダイソーのスマホホルダーと使い勝手や寸法などを比較して、メリットや注意点を解説していきますよ。
- デザインの違い
- それぞれの寸法
- 機能の違い
きっと、新しいスマホホルダーが欲しくなると思いますので、ぜひご参考になさってください。
このブログは、愛娘「こっちゃん」を連れて、年に100日以上ドライブに行く私(車部品メーカーでテストドライバーをやっている)が、車内環境をよくするために導入してきたカー用品たちを、使い勝手などを交えて紹介しています。
ダイソーと楽天1位 スマホホルダー デザインの違い
外観
本体はコンパクトですっきりしたデザインになっており、車内でも邪魔になりにくいです。
表面はピアノブラックで光沢感があり、カラーの縁取りをされていて車内で刺し色にもなり高級感を演出してくれます。
ダイソーのほうは、全体が素の樹脂という感じで、黒一色になっています。
また、縦が長いため、結構吹き出し口についていると存在感が強いと感じました。
ダイソーと楽天1位 スマホホルダー 寸法の違い
スマホ対応サイズの違い
スマホの入る部分の横幅は、ダイソー:8.5cmなのに対して、最大9.1cmと広くなっています。
iphone14plusの横幅は7.8cm、ケースを装着している状態だと1cm程度幅が広くなる場合がありますので、ダイソーのものですとケースを装着したままだと入らないスマホも出てきます。
しかし、9.1cmあれば大抵のスマホなら装着することができますので、あんしんいて使うことができますね。
厚みは、ダイソーのほうが1mm大きいです。どちらも手帳型などの厚手のケースじゃなければ、問題ない大きさになります。
スマホ装着状態のサイズ感の違い
非使用時の横幅はLittle oneのほうが横に広く、縦はダイソーのほうが縦に長いですが、
スマホ装着時には、どちらも大きな差はありませんね。
車への取り付け部の違い
Little oneについては、ばねのついたクリップでエアコン吹き出し口のルーバーを挟み込む構造になっています。
開き幅は最大で5mmあって、多くのルーバーに対応可能です。
(吹き出し口の形状が、回転するものであったり、ルーバーが変則的な形状のものは取り付けできない場合があります)
クリップの先端にはかえりを付けてあって、ルーバーに引っかかって、外れにくくしてある。
ダイソーのほうは、4本の爪があり、その爪でルーバーを挟み込む形になっています。
爪同士の隙間は約1~2mm程度で、ある程度は広がるものの、4mm以上の厚さには装着は難しい。
また、引っかかりはしないので、引っ張ると簡単に外れます。
ダイソーと楽天1位 スマホホルダー 機能の違い
首振り機能
ダイソーのほうは、首振りの機構はついていないので、正面を向いた状態で固定になります。
Little oneはホルダーの部分と取り付けクリップの間が、ボールジョイントになっているため、ナットを緩めれば回転させたりある程度の範囲で首を振ることができます。
首を運転席に向けることができるので、視認性も向上して走行中のナビを確認するときなどに重宝します。
ルーバーへの取り付け機構
クリップ部品のボタンを押し込むことで口が開き、ルーバーを挟み込む構造になっています。
ボタンのバネは、結構強力で約5kgの力がかかっており、一度挟んでしまえば簡単にズレたり落ちたりすることはないです。
また、クリップで挟み込む部分は、ラバーで保護されているので、走行中にカタカタ音が鳴ることもありません。
ダイソーのほうは、表面をシリコンで覆われた爪でルーバーを挟む形です。
特にロックする機構は無くて、挟む力とシリコンの摩擦だけに保持力を依存しているため、スマホを乗せた状態で大きな衝撃を加えたりすると、ズレやすいです。
ロック機構
スマホを上から差し込むことによって、下側のフックが押され、側面のフックが内側に押し付けられるようになっています。
スマホの自重で横方向からもしっかり支えることができるので、走行中に振動していても高い安定性を保つことができています。
フックの表面はシリコンでカバーされていて、スマホがズレにくいですし、傷をつける心配もありません。
ダイソーのほうも、動き方は同じで、下の爪を押すと左右の爪が内側に押し付ける形になっています。
爪の形状は平面で、表面にスポンジシートが貼ってあって、ズレや音、傷の防止をしていますね。
動きの滑らかさと音
動きについては、どちらも滑らかではあるのですが、ダイソーは動くときに「シャカシャカ」と音が鳴ってチープな感じが否めません。
また、振動した時にも、ダイソーは部品がガタついて音が出てしまうところが気になりました。
商品の評価、評判、レビューの調査
楽天の評価数は2512件で、総合評価4.42点となっています。
評価の内容を確認していきます。
良い評価
シンプルで使いやすい
→デザインがシンプルという意味と、構造がシンプルで使い方が簡単という、2つの意味でシンプルで良かったという意見が多かったです
いろんな車種で使える
→ルーバーの形にフィットしていれば使えるので、多くの車種でフィットした報告のレビューがあがっています
コスパが高い
→1000~1500円付近で購入できるのに、思ったよりもしっかりしていたという感想が多くて、コスパが高い商品だと言えますね
悪い評価
ケースやリングを使っていると取り付けできない
→背部にリングをつけていたり、手帳型や厚みのあるケースを使っていると取り付けが出来ない
車に取り付けが出来なかった
→ルーバーの形が、円形になっていると、クリップを挟むことができず、取り付けができません。
また、ルーバーが縦だと、挟めてもずり落ちてしまうので車によっては、取り付けできないことに買ってから気が付くということがあったようです。
走っている途中に傾いてしまう
→スマホを取り付けた状態で走っていたら、重みでボールジョイントが傾いてしまったというレビューが何件か確認できました。
楽天1位のスマホホルダーは使いやすくて高コスパ!
構造や寸法を詳細に調査してわかったことは、汎用性が高くて使いやすいが、使えない車や縦でしか使えないことなどから、すべての人に無条件でおすすめはできないということでした。
わたしが実際に使ってみて感じたのは、とにかくスマホの取り付けが簡単で使いやすいし、1000円ちょっとの値段を考えれば、十分にコスパが高い!ということです。
車でスマホは、
- 縦に置ければ十分
- エアコン吹き出し口のルーバーが横型でまっすぐ
- ケースはシンプルなものを使っている
その上、とにかく簡単に片手でワンタッチでセットしたい!
そういう目的のひとでしたら、刺さるんじゃないかと思いますので、試してみてください!
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