車でナビをするときや音楽を流すとき、車とスマホは切っても切れない関係になってきました。
それに伴い、装着率も高くなってきた、車載のスマホホルダー。
お店や通販で購入すると、1000円以上するものが多いので、無くても我慢している人がいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、100均のスマホホルダーです!
特にダイソーは種類も豊富で、自分に合ったものが見つけられると思います!
しかし、こんな不安があって手を出せないでいる人はいないでしょうか?
安かろう悪かろうで、買っても結局使い物にならないんじゃないの?
お店で見てみたけど、説明が少なくてどんなものかわからないし、私の車につけられるかしら…
そこで、2023年現在、店頭で売られているダイソーのスマホホルダーをすべて購入し、現物を使って詳細にレビューしていきます!
- ダイソーの商品ごと(スマホホルダー)のメリット デメリット
- スマホホルダーの車への取付方法
- スマホホルダーへスマホを着脱するときの方法
- 主要な各部寸法から、どんな車になら取り付けできるかやスマホの対応サイズの解説
- どんな使い方をする人におすすめなのか
この記事を参考にしていただいて、自分に合ったスマホホルダーを購入して試してみてください!
きっと、あなたのカーライフが、ぐっと楽に便利になりますよ!
このブログは、愛娘「こっちゃん」を連れて、年に100日以上ドライブに行く私(車部品メーカーでテストドライバーをやっている)が、車内環境をよくするために導入してきたカー用品たちを、使い勝手などを交えて紹介しています。
ダイソーのスマホホルダー 7選 100均の実力検証
自由度が高い!迷ったらとりあえずこれ!:吸盤&挟み込みタイプ
メリットとデメリット
・粘着性のある吸盤でダッシュボードに張り付けるから、平らなところならどこでも取り付けられる
・ワンプッシュで開き、アームを縮めるだけで簡単にスマホを固定できる
・ボールジョイントで向きを自由に変えられる
・前後の向きを差し替えられて自撮りも可能
・手帳型ケースでも付けやすい
・シボ面に張り付きにくい
・台座との接続部ががたつく
・スマホの熱対策が必要
・ゲルパッドの糊が残る可能性がある
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
シボ面に取り付けると、外れやすいので注意!
シボ面に取り付けたいなら、下地のアダプターを張るのがおすすめ
台座部品のボール部にナットを通しておき、ボール部とヘッドのネジを切ってある部分をはめ、ナットを軽くかませておく
スマホの着脱方法
・ヘッドのボタンを押して、スライドを広げる
・スマホをスライドの間にセットする
・スライドを縮めてスマホを挟み込む
完成!
外すときは、ヘッドのボタンを押してスライドを広げる
寸法徹底調査
ヘッドの部分に入る幅のものなら挟むことができるため、手帳型でも入れば挟むことはできるが、返しが無いため落下の可能性が高くおすすめはできない。
全高が13cmと高くなるため、ダッシュボード上に置く場合には、視界の妨げになる場合があるので置く場所には注意したい。
おすすめする人
縦横切り替えながら、ナビとして使ったりSNS見たりしたい
広い開口で手帳型ケースでも鷲掴み:吸盤&クリップタイプ
メリットとデメリット
・粘着性のある吸盤でダッシュボードに張り付けるから、平らなところならどこでも取り付けられる
・洗濯バサミのようなクリップを開いてスマホを挟むだけだから、早く装着できる
・ボールジョイントで向きを自由に変えられる
・手帳型ケースでも付けやすい
・シボ面に張り付きにくい
・クリップを開くのが固く、力が必要
・スマホの熱対策が必要
・ゲルパッドの糊残りが起きる可能性がある
・縦方向角度の自由度が低め
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
シボ面に取り付けると、外れやすいので注意!
シボ面に取り付けたいなら、下地のアダプターを張るのがおすすめ
スマホの着脱方法
・ヘッドの後方をつまんで、口を開く
※開くための力は約4kg。普通の洗濯バサミは約1kg程度なので、かなり力が要ります。
女性には強すぎると感じるかもしれません
・スマホを口の間にセットする
・口を閉じる
完成!
外すときは、ヘッドの後方をつまんで口を開き、スマホを取り外す
寸法徹底調査
クリップの開き幅が9.1cmと、今回紹介する商品の中で最大!
クリップを広げるための持ち手部分と、台座との隙間が少ないため、握りづらい。
おすすめする人
手帳タイプのケースを付けていて、そのままホルダーに装着したい
拡張メーターのようにすっきり:両側クリップタイプ
メリットとデメリット
・高さが抑えられるので、視界の邪魔になりにくい
・クリップを開いてスマホを挟むだけだから、早く装着できる
・ジョイントが無い分、ガタツキや傾きが発生しない
・走っているときに、ナビ画面を確認しても視線の移動が少なくて安全性が高い
・サンバイザーにも取り付け可能
・100円商品で試しやすい
・取り付けできない車種もある
・車の部品をクリップで挟み込むため、跡が残ったり傷がつくことがある
・クリップを開くのが固く、力が必要
・向きの自由度は低い
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
取り付け可能な場所は、かなり制限があるため、自分の車が条件に入るか確認が必要(各部寸法欄を参照)
スマホの着脱方法
・スマホ側のクリップ先端を引き、口を広げる
・スマホを口の間にセットする
・口を閉じて固定する
※スマホの角度をある程度調整することができる
完成!
外すときは、クリップ先端を引き広げ、スマホを取り出す
寸法徹底調査
幅が9cmまでのスマホなら挟むことが可能。奥行きがあるので、厚みの許容範囲は広い
車への固定用クリップ部、開きが1cmあり、2cmくらいまでは開く
※挟む部分の幅が1cmは必要
→挟む相手の厚みが1cm以上2cm以下である必要があり、それ以上でも以下でも取り付かない
平らな部分が1cm以上必要で、斜めになっていたり、掛かりが少ないと外れる可能性がある。
おすすめする人
走行中に安全にナビ画面を確認したい
スマホが重いからしっかり着けたい:エアコン吹き出し口引っ掛けタイプ
メリットとデメリット
・フックで引っ掛けるので、重さがかかっても落下しにくい
・回転するため、縦横どちらでも使える
・開閉が同じレバーでワンアクションなので、着脱操作が簡単
・両面テープで貼り付け可能なので、平らなところに張り付けたり、吹き出し口でずれないように補強としても使える
・100円商品で試しやすい
・取り付け可能な吹き出し口の種類が限定される
・吹き出し口への装着が難しい
・爪が無いので厚いスマホや手帳型ケースは落下の可能性あり
・左右にズレやすく、フックが本体から外れてしまうことがある
・スライドの開き幅が小さく、大型のスマホやケース付きはつかないものもある
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
※中央の丸い穴にクリップの先端を差し込み、左右にスライドさせる
幅は、エアコン吹き出し口の幅いっぱいくらいにすると安定する。
スマホの着脱方法
・本体横のスライダーを指で押し、ホルダーを広げる
・スマホをホルダーの間にセットする
・スライダーを押していた指を離し、ホルダーでスマホを挟み込む
・縦横の回転は、ロック機構は無く、少し力を入れてひねるだけで回転する
完成!
外すときは、スライダーを指で広げてホルダーを広げ、スマホを取り出す
寸法徹底調査
おすすめする人
重さで落ちたりしてほしくない&縦横切り替えながら使いたい
重いスマホでもしっかりホールド&高質感:ネジ挟み込みタイプ
メリットとデメリット
・ネジの力でしっかり吹き出し口へ固定出来て、横にずれたりしにくい
・ボールジョイントで向きを自由に変えられる
・ワンプッシュで開き、アームを縮めるだけで簡単にスマホを固定できる
・動きが滑らか&質感が高い
・滑り止めがしっかりしていて、ズレにくい
・取り付け可能な吹き出し口の種類が限定される
・重さで吹き出し口が下を向いてしまう
・ボールジョイントの締め付けを強くしないと振動で下を向いてしまうことがある
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
スマホの着脱方法
・本体、右下のボタンを押して、スライダーを広げる(ばねで勝手に開きます)
・スマホをスライダーの間にセットする
・スライダーを指で縮めてスマホを挟み込む
完成!
外すときは、本体右下のボタンを押して、スマホを取り出す
寸法徹底調査
おすすめする人
スマホ操作する頻度が高いので、操作中にホルダーがズレないようにしたい
片手でストン!簡単装着!:スライドロックタイプ
メリットとデメリット
・置くだけでスマホを固定できるので、片手で素早く着脱できる
・ジョイントが無いので、ガタツキや傾きが発生しない
・左右&下の3点で固定するので、スマホが安定する
・100円商品で試しやすい
・縦置きしかできない
・斜めに置くと、傾いて固定されてしまう
・大きさに制限があるから、ケース付きだと付かない場合がある
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
スマホの着脱方法
・ホルダーの中央付近に、スマホを縦にして差し込む
完成!
外すときは、スマホを上に引き上げる
寸法徹底調査
・スマホの対応サイズは、説明書きには幅6.5~8.5cm、厚さ1.2cmまでとなっているが
実際の寸法で確認すると、幅6.5cm~8.8cm、厚さは1.5cmまで対応可能
→手帳型のケースを使用している方は、ケース付きでは取り付けは難しい
スマホ本体は大体の機種で入るが、ケースが厚いものだと入らなくなる可能性がある。
・固定用の爪は、4本あって、ルーバーが縦でも横でも付けられるようになっている。
横から見ると爪の開きは0.1cm、上から見ると開きが無い。
おすすめする人
乗り降りが頻繁だから簡単に着脱したい!縦置きでも問題なし!
片手でストン!ちょっとすっきりデザイン:スライドロックタイプ 300円
メリットとデメリット
・置くだけでスマホを固定できるので、片手で素早く着脱できる
・ジョイントが無いので、ガタツキや傾きが発生しない
・左右&下の3点で固定するので、スマホが安定する
・未使用状態が小さめですっきりしている
・縦置きしかできない
・斜めに置くと、傾いて固定されてしまう
・大きさに制限があるから、ケース付きだと付かない場合がある
・100円のスライドロックタイプと、スマホの対応サイズや使用感がほぼ変わらないのに300円
本体の取付方法とスマホの脱着方法解説
取り付け方法
・エアコン吹き出し口のルーバーを、ホルダー背面の爪で挟むように取り付ける
完成!
寸法徹底調査
・100円のスライドタイプに比べ、爪の高さが若干低く、対応できる厚みが小さくなっている
・横幅の対応幅としては、最大8.5cmは同じ、最小が5.8cmでこちらの方が小さいスマホには対応しやすい
・背面の爪が、開いている方が縦方向で、横方向は隙間が無い。
→縦方向のルーバーに取り付けした際、締め付ける力が弱く、落ちやすいかもしれない。
※製品製造時のばらつきで開きが違う可能性がある
おすすめする人
100円のスライドロックタイプは地味すぎるor大きくて邪魔に感じる
まとめ:ダイソーのスマホホルダーは事前に用途と寸法を確認して購入しよう
ダイソーのスマホホルダーは、どれも安くてしっかりと使えるものばかりでした。
ただし、車によっては取り付けできないものがあったり、スマホやケースの種類によってはつけられないものもありました。
自分がどんな使い方をしたいのかを考えて、自分の車に取り付けできるかどうか、寸法などを確認して購入をしてもらえれば、失敗は少ないと思います。
・吸盤&挟み込みタイプ
→こんな人へ:縦横切り替えながら、ナビとして使ったりSNS見たりしたい
・吸盤&クリップタイプ
→こんな人へ:手帳タイプのケースを付けていて、そのままホルダーに装着したい
・両側クリップタイプ
→こんな人へ:走行中に安全にナビ画面を確認したい
・エアコン吹き出し口引っ掛けタイプ
→こんな人へ:重さで落ちたりしてほしくない&縦横切り替えながら使いたい
・ネジ挟み込みタイプ
→こんな人へ:スマホ操作する頻度が高いので、操作中にホルダーがズレないようにしたい
・スライドロックタイプ 100円
→こんな人へ:乗り降りが頻繁だから簡単に着脱したい!縦置きでも問題なし!
・スライドロックタイプ 300円
→こんな人へ:100円のスライドロックタイプは地味すぎるor大きくて邪魔に感じる
100均でお得にスマホホルダーを買って、安全で楽しいドライブを!
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